生成AIを使ってみよう(3/5)FireFly編

WebアプリでAIを身近に

FireFlyAdobeの画像AIエンジンの名称そのものを指す言葉でもあり、また、Webアプリのサイト名でもあります。無料で誰でも利用することができます。
(月間25クレジットまで、その他有料プランもあり。※2024年4月現在)
前述したPhotoshopやIllustratorに搭載されたものと同様の機能が含まれています。

https://www.adobe.com/jp/products/firefly.html 

また、CCアプリに搭載されていないFireFly独自に搭載されている機能もあり、活用することで、さらに効率良く制作することができます。

テキストから画像生成

テキストで指示を出すだけで新規のイラスト、または写真を生み出すことができる機能。
開発当初は比較的ワンパターンなテイストのものしか制作できなかったり、不自然な結果になったりすることが多かったが、日々ブラッシュアップされている印象。
指示を出すだけで簡単に作成できるが、思ったような画像ができない場合は、言い回しや指示の出し方を変えることで結果が違ってくるので、指示の出し方は研究する必要がある。

●入力のちょっとしたコツ

一度に長い文章で指示を入れなくても、少しづつ言葉を足しながら生成していくとイメージを つかみやすい。



語順を変えるだけでも

言葉を足していったときに、テキストの語順などによって、結果が違ってくることがありました。思ったような結果が得られないときは、テキストの語順を変えてみたりすることでよい結果が得られることもあるようです。


画像を生成できるサイトやサービス
は、Adobe以外でもいくつかありますが、Adobeは豊富なストックフォトの中から画像を読み込み、学習させているので、著作権、ロイヤリティの問題がクリアになっているため、安心して使用できます。



●サンプル画像を参照する
イラストのタッチなど、サンプル画像を読み込むことで、自分が思ったタッチに近いものを作成することができる。


●構成を参照する


2024年4月より搭載された、画像の構成を参考にする機能。
サンプル画像の「構図」を読み込んでそれに倣った画像を生成することができる。従来は構図も行き当たりばったりだったため、なかなか思い通りの画像にならない事も多かったが、これによりイメージに近いものを生成しやすくなった。

例)部屋の画像を読み込んで同じ室内配置で装飾の違う部屋を作成する 等

その他

Photoshopに搭載されたものと同様の生成塗りつぶしFireFlyサイトで使用できます。加工したい画像をアップロード、加工完了したものはpngファイルとしてダウンロードできます。

 

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