Illustratorで画像をトリミングしよう!
配置した画像を任意の大きさでトリミングする方法です。Photoshopで切り抜いても仕上がりは同じですが、トリミングの位置や画像の大きさが変更になった場合、元の状態に戻せませんので、DTP制作の現場ではお勧めできません。誰がいつ開いても修正しやすいデータ作りがエキスパートレベルのお仕事です!Illustratorでは「クリッピングマスク」という機能を用いると便利です。Illustrator バージョン8まで、単に「マスク」という名称でしたが、バージョン9からボケ足をつけることができる「不透明マスク」などの機能が登場したので、「クリッピングマスク」という名称によって区別されることになりました。背面のオブジェクトや画像を、前面に配置したオブジェクトの形で切り抜くことができます。ここでは、長方形ツールで描いたオブジェクトで写真を切り抜く方法についてご説明します。
クリッピングマスクの操作方法
-
- 長方形ツールを選択します。
- トリミング後のサイズで長方形を描きます。
- クリッピングマスクに用いる長方形が前面、トリミングしたい画像が背面になっている状態で、2つのオブジェクトを一緒に選択します。
- 2つのオブジェクトが選択された状態で、「オブジェクト」→「クリッピングマスク」→「作成」とクリックします。
【ショートカット:command(Windowsはctrl)+7】 - 前面に配置した長方形の形で、写真がトリミングされました。
トリミング後のオブジェクトの選択について
トリミングされた画像の選択については、CS以降のバージョンでも挙動に差があります。CS4以降、「選択ツール」(黒い矢印)で選択すると、クリッピングマスクのサイズでバウンディングボックスが表示される仕様になりました。(CS3までは、配置画像のサイズでバウンディングボックスが表示されていました。)「選択ツール」で選択すると、自動的に配置した画像とクリッピングマスク両方が選択されます。
一方、「ダイレクト選択ツール」(白い矢印)で画像を選択すると、クリッピングマスクの中の画像のみが選択されます。トリミングの位置や配置画像の大きさを調整するときにはこの方法で選択できます。
クリッピングマスクで用いているオブジェクトだけを選択したい場合も、「ダイレクト選択ツール」を用います。画像部分ではなく、オブジェクトのパス上を正確にクリックする必要があります。
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