リンクを保ってパーツを使い回し
IndesignCS6から加わったツールです。
同じパーツやオブジェクトを使い回ししたい時に便利なツールです、ただ使い回しするだけならば、コピー&ペーストでもいいかと思いますが、画像同士にリンク関係を作れるのがポイントです。
リンクを設定することで、画像の外部リンクと同様な変更への対応が簡単になります。

登録したオブジェクトにリンクの設定をしておくと、あとから変更が加わった時にリンク元のデータを変更すると反映されます。登録したアイテムはドキュメントが違ってもリンク配置が可能です。

オリジナルがどこだかわからない
コンテンツ配置ツールで数箇所に配置された画像を上記のように一括変更したいときに、
さて、オリジナルがどれだかわからないという事があるかと思います。

InDesign、その他配置のためのツール
上のようにコンテンツ収集/配置ツールを使うと、一括変更にも対応した製作が可能になりますが、InDesignにはこの他にも配置を効率化ツールがあります。整理すると以下のようになります。特徴をつかんでケースによって使い分けられるようになるといいでしょう。
ツール | どういうケースが便利か | 特徴 | 一括修正対応 |
---|---|---|---|
マスターページ | ページ内の決まった場所に 同じものを置きたい時 (ノンブル、ツメなど) | アイテムに制限なし 場所が固定される | ○ マスターページから |
ライブラリ機能 | 同じデータを使い回した い、配置場所は手動なので ランダム | InDesignに昔からあるライ ブラリ機能、ファイルメニ ュー>新規>ライブラリか らライブラリファイルを作 成 | 不可 |
CCライブラリ機能 | 同じデータを使い回した い、配置場所は手動なので ランダム | 他のドキュメントや illustratorなどの他のCCア プリとも共用できる。 他のユーザーと簡単に共 有、リンクできる | △ illustratorや Photoshopで作成した ものは元のアプリで修 正すると反映される |
オブジェクト スタイル | 作成から変更まで、スタイル シートで効率良く管理した い時。位置情報も使用可 | 単体オブジェクトのみ。 グループオブジェクトは不 可。 | ○ スタイルシートを修正 |
コンテンツ収集/ 配置ツール | 作成したパーツを使い回し したい時など 配置場所はランダム | グループオブジェクトもリ ンク可能、他のドキュメン トにもリンク可能。 リンクの管理に注意が必 要。 | ○ リンクを作成しておけ ば、オリジナルを修正 することで可能 |
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