デザイナーにとってのポートフォリオとは?
転職を考えているデザイナーにとってポートフォリオは履歴書や職務経歴書より重要であると言っても過言ではありません。採用担当者の目を引く魅力的なポートフォリオの作成のコツをお教えします。
ポートフォリオとは単なる「作品集」ではなくデザイナーとしてのあなたを売り込む「宣伝ツール」
デザイナーの就活においてもライバルがたくさん存在します。実際、多くの企業は複数の人材紹介企業から多くのデザイナーを募集して選考しています。その中であなた自身に目を向けてもらうためには、自分を売り込む必要があります。ポートフォリオはそのための宣伝ツール。様々な広告ツールや商品をデザインしてきたその方策を、そのままポートフォリオに当てはめましょう。
採用担当にとって「良いポートフォリオ」って?
ポートフォリオを作成するときには、それを見る人の立場に立ってよく考えることからはじめましょう。1つのページ内にたくさんの要素を盛り込めば、情報量豊富で多くのことを伝えられると考えるのは、こちら側の独り善がりな考えといえるかもしれません。
ポートフォリオに最適なサイズは?
最近ではポートフォリオをPDFで送ることがかなり一般的になっています。A4サイズを基準に作成しておけば、A4・A3に拡大して出力する際にも便利です。文章が多いものや大判で見せたい作品は、A4見開き構成で作成しておけばA3見開きで出力できます。
ポートフォリオの表紙
ポートフォリオの表紙はあなたの顔と同じです。単に「ポートフォリオ」と書いてあるだけでは、注意を引かないかもしれません。デザイナーとしてのセンスを発揮して、しっかりと作り込みましょう。
デザイン作品をカテゴリーごとに整理
デザイン作品をカテゴリーごとに分けるのは大変効果的です。採用担当者は自社で扱う媒体やジャンルのデザインを特に確認したいと思っているからです。ポスター/リーフ/パンフレット/雑誌/バナー/WEBページのデザインなどでカテゴリー分けし、ページの構成を考えましょう。
自分のデザイン担当範囲を明確にしましょう
自分のポジションや作業範囲が明確でないと、採用担当者があなたのデザインスキルを評価するのが難しくなります。作品に複数の要素が含まれている場合は特にそうです。たとえば、ロゴやイラストや図版が含まれているエディトリアル・デザインの作品の場合、このすべてを担当したのか、担当したのであれば一人でそうしたのか、それとも共同制作なのかもはっきり分かれば、採用側は正確にあなたの実績を判断できます。ポートフォリオでその点がはっきりしていなければ、採用担当者は面接の時に余分に質問しなければなりません。もし面接の際に質問を受けた箇所があなたが担当範囲でないなら、良い印象にはならないでしょう。
ポートフォリオのレイアウトサンプル
中身をぱっと開いたときに要素が多いと、それは見る側にとっては、見るのをやめたくなる原因になってしまいます。ポートフォリオのページ自体をデザインしすぎると作品が目立たなくなってしまいます。見やすさ、わかりやすさという点で、テキストの入れ方にも注意が必要です。テキストを入れ過ぎると複雑になり、入れなさすぎると相手が知りたいと思うことまで伝わらなくなります。レイアウトのサンプルを見てみましょう。
- 作品のタイトルを大きく見やすく入れます。
- 媒体やクライアント名を入れます。
- デザインのイメージがつかみやすい画像を大きくレイアウトします。
- デザインの目的や目標を説明します。
- デザインのターゲットについて説明します。
- デザインのコンセプトなどについて説明します。
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