「デザイナー」という職業に興味を持っている方に向けて、今回この記事では全部で12種類のデザイナーについて紹介していきます。
それでは、それぞれの職種の仕事内容についてイメージを持ちつつ、読んでみて特に気になる職種があればぜひこれを機会に詳しく調べてみましょう。
そもそもデザイナーとは?
みなさんはデザイナーという職業にどんなイメージを持っていますか?職種によって細かい仕事内容はもちろん異なりますが、デザイナーというと「アーティステックに華麗な装飾を行う人」といったような派手なイメージを持つ人が多いかもしれません。
でも実際にはそういった派手な作業がメインというよりも、イメージを形にする前の企画力やメンバーとのコミュニケーション力など様々な能力が要求される意外に地味な職業というのがリアルだったりします。
デザイナーの種類と仕事内容について
グラフィックデザイナー
グラフィックデザイナーとは、広告・雑誌・新聞・チラシなどの印刷物のデザインを作成する人のことです。
イメージを実際にデザインとして形にする前の、アイディアを発案する段階から参加するケースもあります。広告代理点や広告制作会社、もしくはメーカーの宣伝部などで働くのが一般的です。
エディトリアルデザイナー
エディトリアルデザイナーは、雑誌やカタログなどの書籍をメインにデザインする人のことです。
先ほどのグラフィックデザイナーよりもより専門的な職種になり、外観のデザイン性だけではなく、どういうデザインにしたら読者が読みやすいかという機能性も一緒に考慮しながらデザインを行なっていきます。
パッケージデザイナー
パッケージデザイナーは名前の通り商品の箱や容器など、実際に消費者が目にするパッケージの部分をデザインする人のことです。
商品にはそれぞれ必ずその商品の特徴を簡潔に表すコンセプトというものがありますが、パッケージデザイナーの仕事は、その商品のコンセプトが魅力的にみえるよう、具体的な形にデザインしていくことです。
WEBデザイナー
インターネット上のWEBサイトやページのデザインを担当するのがWEBデザイナーの仕事です。
上で紹介したような紙媒体のデザイナーと違うところは、デザインデータを作成した後にそれをWEB上で表示させる作業もプラスで必要になるところです。HTMLやCSSという言語をつかってデザインデータをWEB上に反映させていきます。
イラストレーター
イラストレーターの仕事は、その名の通りイラストなどの絵を作成することで、他のデザイナーの仕事よりもさらに個性が表れやすい職種になります。
とはいえ、他のデザイナーと同じく、基本的には依頼を受けてそれをもとに作成するのが普通なので、表現力はもちろんですが、まずは求められているものをしっかりと把握する能力が要求されます。
キャラクターデザイナー
キャラクターデザイナーとは、主にゲームやアニメなどに登場するキャラクターをデザインする人のことです。
それぞれの作品のストーリーや設定をもとにしたり、もしくはまったくの0からそのキャラクターの個性や特徴を膨らませていき、具体的なキャラクターになるよう形にしていきます。
CGデザイナー
CGデザイナーの仕事は、パソコンをつかって2Dもしくは3Dのグラフィックを作成することです。
ちなみにCGとはComputer Graphicの略称で、コンピューターならではの、現実では不可能な表現によるグラフィックのことを指しています。映画やゲームなどをはじめ、他にも様々な現場で必要とされている職種の一つです。
ゲームデザイナー
ゲームデザイナーとは、ゲームの企画や仕様の設計をメインに行う職種になり、会社によってはゲームプランナーという呼び名だったりもします。
ゲーム開発に関わる職種の中でも担当範囲が広く、制作全体を管理したり、チームメンバーと上手くコミュニケーションをとって円滑にプロジェクトを進めていく能力も要求されます。
プロダクトデザイナー
プロダクトデザイナーとは、例えば自動車や家電製品、そして携帯電話や家具など、私たちが普段手にして利用する様々な「モノ」をデザインする人のことです。
有名なアイフォンもプロダクトデザインの一つです。機能性(機能美)と見た目のデザイン性、どちらも両立させた上で形にしていくことが要求されます。
ファッションデザイナー
ファッションデザイナーは他の仕事よりもイメージがつきやすいかもしれません。つくりたい洋服のイメージをデザインして形にしていくのがファッションデザイナーの仕事で、強い独創性とニーズを捉える力が要求される職種です。フリーランスとして自分のブランドを立ち上げて有名なコレクションに出展したり、アパレルブランドやメーカーの専属デザイナーになるなど、様々なスタイルがあります。
テキスタイルデザイナー
テキスタイルデザイナーとは、アパレル用品やインテリア製品の生地の素材・柄などをデザインする人のことです。
デザイナーや商品の担当者と打ち合わせをして、生地の染色方法や加工方法などを決めていき、実際に具体的な形になるように完成させていきます。会社によっては新しい素材の開発などに携わることも可能なようです。
建築デザイナー
建築デザイナー(建築家)とは、一般の住宅や商業施設などのビルをデザインし設計する人のことです。
発注主から依頼を受け、その要望をもとにしながら浮かんだアイディアをスケッチに起こしていったり、イメージを形にしていくための図面を作成したりするのが主な仕事になります。
まとめ
紹介してきた「デザイナー」という仕事は多くの人が憧れる人気の職業の一つです。
しかしどの職種であれ、すべて依頼主となる相手ありきの仕事になり、相手の要望をもとにして形にしていくスキルが要求されるということを忘れずに覚えておきましょう!
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